食品選択ゲーム-ブラインド下の触覚ワーク-
Submitted by acordo on Sat, 11/26/2011 - 10:00
このゲームは,ブラインド下で行います.弱視の方も,晴眼者も,条件を同一にするために,アイマスクを使用します.
ゲームフ ローの骨格は以下のようになっています.最初に実際に食品を選択(又はそれを想定)し,次にその時にどういう要素を重視して選択したかを振り返ります.そ うして,その要素に対応するピースを,その重要度の度合いに従って,1次元バー上に配置します.これを触覚マップと呼んでいます.次にこうして出来たマッ プを,他のメンバーと交換し,マップについて自由に対話します.

- 1. 食品選択
- 実際に数種の食品を選択する,または食品を買いにいくときのことを想定するなどします.
- 2. ピースの説明
- 食品選択の要因に対応するピースの定義を説明します.
- 3. 触覚マップ作成
- 食品選択を振り返り,ピースを使って,それを触覚マップとして表現します.このマップは,その人の心の内を表現したものになっています.
- 4. 触覚マップ交換
- 隣 の人,又は向かえの人と触覚マップを交換し,自由に対話します.触覚マップは手で触り,探ることによって認識していきます.時間がかかるプロセスですが, 相手の方の心の内にふれるには大変すばらしいコミュニケーション手段です.その交換をもとに,効果的な対話がしやすくなります.
- 5. 全体の感想
- ゲーム全体の印象を出し合い,自由に議論します.また必要に応じてインタビューも行います.
- 6. まとめ
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対話の記録,書き起こし,インタビューのまとめ,マップの定量化と分析,などを行います.
厚生労働科学研究費補助金(食品の安心・安全確保推進研究事業)『特定集団を含めたリスクコミュニケーションの媒体(教材)とプログラム開発と普及に関する研究』において,福岡大学医学部公衆衛生学教室・株式会社ACORDOがと共同で開発したものです.
2009/11/4 北九州盲学校,2010/8/28順天堂大学にて,視覚障がい者の参加のもと実施し,高い評価を受けました.
reference
守山正樹, 鎌田幹夫, 岩井梢, 触覚を用いたリスクコミュニケーション・ゲームの開発と試行, 第12回 日本ロービジョン学会, P-29, 2011.6.4, 北九州国際会議場
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