放射線リスク下での生活マップ

放射線の脅威がある中での生活を前提とし,対象者として盲ろうを想定しています.このワークでは,生活全般の要素をバランス良くとりあげています.

参加メンバー:4~16名程度 所要時間:約60分

セット内容
  • 2次元マップ台(小型のホワイトボード)
  • 感覚ピース

(感覚ピースは磁石により,2次元マップにくっつきます.  )

ゲームの流れ
  1. ピースの定義を説明します.
  2. 2次元マップの横軸上で,大切に思う順に並べます.
  3. マップの交換と意見交換.
  4. 2次元マップの縦軸上で,放射線の心配がある順に並べます.
  5. マップの交換と意見交換.
ピース
  • 布団
  • 旗=風
  • ガラス片=しずく=雨
  • コップ=飲料水
  • 牛乳
  • トマト=地上で収穫される野菜・果物
  • 靴=外出
  • サンダル=ちょっとした外出
ゲームの進め方
一つづつ配り,それが何を表すものかを当ててもらう.また,そのピースについて,思い浮かぶことを何でも話してもらう.
自分からみて右側に大切と思うもの,左側にそれほど大切でないものを並べていきます.
マップを時計回り,または対面同士で交換します.お互いに他のメンバーのマップを丁寧に読んでいきます. お互いの感想を出し合います.
心配と思うものを上側,安心と思うものは一番下に並べていきます.
マップを時計回り,または対面同士で交換します.お互いに他のメンバーのマップを丁寧に読んでいきます. お互いの感想を出し合います.
  1. ピース配布
  2. 2次元マップの横軸上で,大切に思う順に並べます
  3. マップの交換と意見交換
  4. 2次元マップの縦軸上で,放射線が心配と感じる順に並べます
  5. マップの交換と意見交換

厚生労働科学研究費補助金(食品の安心・安全確保推進研究事業)『特定集団を含めたリスクコミュニケーションの媒体(教材)とプログラム開発と普及に関する研究』において,福岡大学医学部公衆衛生学教室・福島大学共生システム理工学類・株式会社ACORDOがと共同で開発したものです.

2011/8/21,ろう者友の会ワークショップ(郡山市)において,盲ろう者,視覚障害者,聴覚障害者の参加のもと,このゲームが実施されました.参加者からは,「触覚マップ(各人の考え方・感じ方を表す)はバリアフリーであり,視覚や聴覚の障害を越えた,共通のコミュニケーション手段である」と言 う発言がありました.
 

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